
Snowplowは、企業が自社の行動データを自分で生成し、自分で所有するための顧客データ基盤だ。ウェブ・モバイル・サーバー側のイベントを35以上のトラッカーで収集し、スキーマ検証とエンリッチメントを経て、Snowflake・BigQuery・Databricks・Redshiftなどの自社データ基盤へリアルタイムに流し込む。Google Analyticsのようなパッケージ型ツールと違い、データは事業者の倉庫に残り、BI・AI・リアルタイム施策の共通言語として使える。2012年にAlex DeanとYali Sassoonがロンドンで創業し、オープンソースのコミュニティと大企業の両方を顧客に持つ。
Timeline
創業から成功に至る道のり。転機ごとの収益・調達・バリュエーション (出典あり) も併記します。
Alex DeanとYali SassoonがロンドンでSnowplowを創業。Google Analyticsのようなパッケージ型ツールに閉じた行動データへの問題意識が起点だった。出典
ローンチ出典
Databricksとの提携を発表し、SnowflakeではPremier Tierパートナー資格を取得。モダンデータスタックとの接続を強めた。出典
グローバル展開の一環として米国ボストンに第2本社を開設。Nick King(President)やSam Whelan(VP of Sales North America)らを採用した。出典
NEA主導、Atlantic BridgeとMMCが参加する$40MのSeries Bを発表。累計調達額は$55Mに到達した。出典
- 調達 $40,000,000
- Series B
- NEA, Atlantic Bridge, MMC
オープンソースコミュニティで10,000組織以上がSnowplowを利用し、有償顧客は200社を超えた。顧客は合計で月25兆イベントを生成していた。出典
- ユーザー 200
コアパイプラインの新バージョンをSnowplow Limited Use License Agreement(SLULA)1.1で提供開始。商用利用にはSelf-Hosted Pipelineのライセンスが必要になった。出典
顧客基盤が月間1兆イベント超、200万以上のウェブサイト・アプリに拡大。12年以上の高負荷運用で最適化されたパイプラインだと説明している。出典
GitHubのsnowplow/snowplowリポジトリは★7.0k、フォーク1.2k、6,950コミット。コア技術はApache-2.0とSLULAの併用で公開が続く。出典
- GitHub ★ 7,000
ポジショニング
分析で挙げた競合プロダクトとの相対位置を示しています。
セルフサーブの無料トライアルは用意するが本番は見積もり型の高単価。倉庫中立の汎用データ基盤として位置する。
参考リンク
- 公式Snowplow Documentation
- 公式Snowplow Limited Use License Agreement 1.1
- GitHubSnowplow GitHub organization
- GitHubsnowplow/snowplow リポジトリ
- GitHubsnowplow/snowplow Releases
- 公式Snowplow | Customer Context Layer
- 公式Snowplow 会社情報と創業者
- ブログSnowplow Blog
- ブログSnowplow Announces $40M Series B
- ブログWhat is a Customer Context Layer?
- 公式Snowplow 採用情報
- 公式Snowplow 拠点・お問い合わせ
- 公式Snowplow Customer Data Infrastructure
- 公式Burberry 導入事例
- 公式Supercell 導入事例
- 公式Snowplow Data Quality
- 公式Snowplow Digital Analytics
- 公式Snowplow 統合カタログ
- 公式Snowplow 料金プラン
- 公式Snowplow セキュリティとデータプライバシー
- 公式Snowplow Self-Hosted Pipeline
- 公式Snowplow OSS license change (SLULA 1.1)